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104回目のお誕生日/ターキン萌え語り [その他]

またこの日がやってまいりました。ピーター・カッシング104回目のお誕生日、おめでとうございます!

ほんとはターキンが描きたかったんですけど、間に合わなかったので代わりに花を活けて、部屋に飾っている好きな写真で記念撮影しました。下手な写真ですがお祝いということで。(写真は以前ネットで見つけた画像をインクジェットでプリントしたんですが、途中で一部のインクがなくなり、微妙に赤っぽい色です。かえってニュアンスがあるのでこのまま飾っています(笑))



切り取り修正済み.jpg

ピーター・カッシングに惚れたきっかけは『スターウォーズ』でした。第一印象は「なんてきれいなおじいさん」。(笑) あの「造形」ってパーフェクトですよホントに! そしてその「きれいなおじいさん」が、自分より大きくて強そうなダースベイダーを顎で使っているというのがまた……この二人の絵ヅラって、なんというか義経と弁慶みたいな萌えがありますよね?(笑)

それとあの、アップの横顔で唇のあたりに手を持ってきてるのが素敵で。たぶん顔だけでは単調な絵になるから、という工夫だと思うんですが……あの節ばった指の美しさ、計算されてるなあ……と何度見ても見惚れてしまいます。

自伝では有名な「ブーツがきつくてスリッパを履いていた」というエピソードが語られていて、一日で根を上げてジョージ・ルーカスに言ったという言葉が描かれてるんですが、なんだかユーモラスなんですよね。

「ねえ君、別にクロースアップがほしいわけじゃないんだが、これから先、ウエストから上だけ撮っていただくわけにはいかないかな?」
(Peter Cushing: An Autobiography and Past Forgetting 旧版p143より拙訳)

デススターが爆破されてターキンが死んでしまったことについては、こう書かれています。

こうなったのは残念だ。本当に。このアウター・スペース・アドベンチャーにいかなる続編があろうと、出ることなど叶わないことを意味するのだから。


…いえいえ、出演なさいましたよ! まさか時系列を遡った続編ができるとは予想できませんでしたよね……。

でも『ローグワン』にCGで「出演」予定という記事を読んだ時は、もっとトリビュート的な「ワンシーンだけ」だと思ってたんです。それがあんなに何度も、普通にキャラクターとして出てくれたのが逆に嬉しかったです。


ローグワンのCGターキンと『新たなる希望』の元祖ターキン比較ビデオがありました。
俳優さんが演じて、それにデータをかぶせているそうですね。よく似せてくれていると思います。
少ーしCGのほうが面長……かな?角度のせいでしょうか。






やっぱり「違い」は如実にあるんですけど、こんな形でも「現役」でいてくれるのが嬉しいです。あの姿を見て昔の私みたいに「なんてきれいなおじいさん」とチェックを入れて、へええ、ピーター・カッシングっていう昔の俳優を再現してるのか……と過去の作品を漁り出す人だって出てくるはずですし。それこそ新たなる希望、です。(笑)



最後に、おちゃめなNGシーンがあったので……いやー、たまんないです!(笑)






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『スクリーミング/夜歩く手首』と『ゾンビ襲来』 [アナウンス]

更新がすっかり年に一度程度になっていますが(^^;)、今年もお誕生日まで約一ヶ月、と近づいてまいりました! 先日気分転換にAmazonでお名前で検索したら(ときどきやります(笑))今年はなんと!お誕生日合わせ(5/26)でDVDリリースです!粋なはからいですね[黒ハート]



こちらには感想を書いていないですが、以前輸入盤のAmicus Collectionに入っていて見ました。新婚の嫁にふりかかる呪い……的なお話ですが、サブタイトル通り動く手首(単体)が出てきて、ちょっと『アダムス・ファミリー』を連想してしまいます(笑)。当時にしてはがんばった特撮というか、メカニックではないでしょうか。


Amicus Collectionの箱。
あまりに素敵なデザインだったのでジャケ買いでした。
amicus2.JPG


先日この日本盤リリースを知り輸入盤を再見しました。……まあカッシング丈は出番が少ないので正直一度見たきりだったんですが(^^;)、やっぱり出てくると場が引き締まるというか。ヒロインの嫁を演じているのは『ドラキュラ'72』でカッシング丈の孫娘役だったステファニー・ビーチャム。ハーバート・ロムも出ています。とにかく「ピーター・カッシング出演作」の「ニューリリース」というだけでなんだか盛り上がるので(笑)祝いたいと思います♪


それと、Amazonビデオで『ゾンビ襲来』が見られるようになっていました。





クリストファー・リーと兄弟役を演じた、という珍しい作品です。話はいろいろアレですが、この兄弟の確執が萌えまして、けっこう好きな作品です。以前感想をアップしているので、よかったらご覧ください。



ゾンビ襲来写真.jpg


*      *      *



【ちょこっと宣伝】

同人誌活動についてはこちらには書かなくなりましたが、しばらくkindle版のみになっていたトリビュート小説、『恐怖!脳人形の館』の紙版を、少し刷って5/6開催の創作同人誌イベント・コミティアに持参します。(いちおう二次ではなくオリジナル扱いなので(^^))紙版といっても自宅刷りの手製本ですが、kindle版に入っていないギャグ漫画や元のマンガバージョンのスケッチなども入っております。おついでがありましたらぜひお立ち寄りください。



開催日:2017/5/6
会場:東京ビッグサイト
配置スペースナンバー: W60b
サークル名: SUSSANRAP(サッサンラップ)

pixiv: 5/6コミティア【無料配布・再販あり】
(その他を含めた持参品などお知らせしています)



kindle版はこちらです。(誌名に「恐怖!」は無しです)申し訳ないことに、Amazonで「ピーター・カッシング」で検索すると出てきます。(^^;)(あと、kindleストアで「美老人」で検索していただくと出ます…(笑))





生誕100周年のときに電子版を作って、来月で4周年になります。細々とですがお読みいただいています。ありがとうございます。おなご目線の微耽美系ですが、自分としては「こんな映画の企画があったらギリギリやっていただけるかな」というラインでカッシング&リー妄想共演設定で書いた作品です。もちろんオリジナルとしてお読みいただけるのですが、ご同好の方にはこちら系のフィルターでお楽しみいただけたら嬉しいです。


…そういえば、『ローグワン スターウォーズ・ストーリー』のことを書き損ねていますが……ちょっと長くなっちゃったので、また改めて書きます。


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祝・生誕103年!ラジオ番組リンク・お好きな曲のお話など [その他]

お誕生日ごとに更新するようなペースになっちゃってますが、またまたこの日がやってまいりました!カッシング丈生誕103周年おめでとうございます!今日は前にご紹介できなかったラジオ番組のページと、関連したアレコレを書いていきます。
 
ご紹介する番組はBBCの長寿ラジオ番組Desert Island Discs。ゲストの好きな曲を紹介しながら話を聞いていく、ラジオ版『徹子の部屋』みたいな番組です。1959年にカッシングが出演した記録ページを見つけたのですが、残念ながら音源は公開になっていません。でも同じ59年のヒッチコックとかは公開になってるので、いつか公開になったときのためにページにリンクだけ貼っておきます。(写真はそこから借用。お若いですね!)
 
p01hfz1h.jpg

 
短い説明文がついています。 
Favourite track: Symphony No 1 in E Minor by Jean Sibelius
Luxury: Painting materials and model soldiers
好きな曲: シベリウス作曲 交響曲第1番ホ短調
大切なもの(気分をよくしてくれるもの): 画材と兵隊のフィギュア
 
兵隊フィギュアは趣味の戦争ゲーム(というと軽いけれど、すごく本格的な)用のものですね。 
 
別ページに番組で流した曲のリストがあります。三角の再生マークが生きているものはさわりが聴けます。

 
こういう曲がお好きだったのかあ……と思いながらしみじみするのにも、今日は良い日ではないでしょうか。
 
加えて、ご本人出演ではないですが、公開になっている音源があるのでリンクしておきます。 
 
 
ハマーファンで俳優・脚本家のマーク・ゲイティス氏、Peter Cushing Companionの著者デヴィッド・ミラー氏をゲストに、ピーター・カッシングの生涯を紹介する番組……というか、ディープなファントークという感じでしょうか。随所にカッシング自身の作品などの音源が引用されています。最後のほうで、ここでも以前ご紹介したご本人出演ラジオ番組"Sounds Natural"の音源が聴けます。元番組の音源は現在ネット公開になっていないので、これも貴重だと思います。カントリーライフについておだやかに語っている、1972年の音源です。
 
(マーク・ゲイティス氏は個人的にファンでもあるので、このブログでも何度か言及しています。「SHERLOCKの脚本・マイクロフト役」のほうがはるかに通りが良いですね)
 
…なにか再見したいなーと思うのですが、なぜか『恐怖の雪男』あたりが見たい気分です。皆さまどの作品を思い浮かべながら過ごされるのでしょうか。 とにかくしみじみとお祝いしたいですね♪
 

関連過去記事:

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追悼・クリストファー・リー(+ラジオ番組音源リンク) [その他]

クリストファー・リー御大が旅立たれましたね……93歳。つい昨年まで出演作が公開になっていて、ほんとに充実した素晴らしい人生。生きた伝説の大往生。…でも「生きていて当然」みたいな感じがどこかにあって、テレビのニュースで聞いたときはショックでした。悲しいというより、驚きのほうが勝っている感じで。月並みですが、ご冥福をお祈りいたします。残してくださった作品のあまりの多さに圧倒されます……まだまだ未見の作品がたくさんあります。

さて、ご紹介するラジオ音源は、先日見つけてもともと今週末にご紹介するつもりだったものです。BBCラジオのDesert Island Discs(無人島ディスク)という番組で、ゲストのお気に入りの曲を紹介しながらいろんな話を聞く、ラジオ版徹子の部屋みたいな感じです。ゲストはCastaway(漂流者)と呼ばれるので、「無人島に持っていくならどの曲?」というしゃれた趣向なのだと思います。(以前ここでも何度かご紹介しているマーク・ゲイティスさんが出演したことがあり、そのとき初めてこの番組を聞きました。今回アーカイブがすごく昔まであるのを知って驚いています。ここまで長寿番組だったとは……)

こちらが1995年に放送されたクリストファー・リーの回。再生できるほか、MP3ファイルがダウンロードできます。贅沢な英語の教材にもどうぞ。
今聞きながら書いてるんですが(聞き取れないところも多いですが(^^;))美声に聞き惚れます……ピーター・カッシングの話もちらりと出ていますね。お好きな曲はもう、オペラですね~。門外漢なのでよくわからないですが、リー御大には似合いますね…。 
 
ちなみに、2013年に出されたCDでも、ヘビメタバンドを従えながらオペラのような朗々とした歌声を披露しておられて……こちらでサンプルを聞くことができます。す、すごいなー…!
 

…じつは最初はカッシング丈の音源を捜していて、1959年に出演した際のこの番組のページを見つけたのですが、残念ながら音源は公開になっていませんでした。でも同じ59年のヒッチコックなどは公開になってるので、いつかは対応するかも……希望をつないで記録しておきたいんですが、ちょっと添付したいものが多いので、別の記事にしようと思います。
 
番組のホームページからゲストの検索もできるので、イギリス人で好きな俳優さんや著名人がいらしたら、検索してみるとかなりの確率で出ていると思います。

*       *       *

今日はカッシング丈との共演を度外視して、好きなリー作品について少しだけ。…ハマー作品の代表作であるドラキュラ(そしてフランケンシュタイン)は、「ピーター・カッシングの共演作品」として見ていたので、クリストファー・リーご本人に対して魅力を感じたのは、むしろ『スターウォーズ』ドゥークー伯爵『ロード・オブ・ザ・リング』サルマンなど、老齢に入ってからの作品かもしれません。「美老人」などと言うとおちゃらけて聞こえるかもしれませんが(^^;)、リー御大については「かっこいい」のほうですね。カッシング丈は「美しい」と思うほうが多いんですけど…リー御大は高齢になっても力強く男性的な魅力を感じました。白い長髪のサルマンはまた違って、神がかった恐ろしさと表裏一体の美しさがあって、別の次元という感じですが…。
 
古めの作品では悪魔の花嫁が好きです。髭がすごく似合っていて、内容よりこの姿を見たいがためにソフトを買いました。(^^;)好きな役は全部髭をつけていますね……似合う方だと思います。トレイラーがあったので貼らせていただきます。
 
 
今夜はいろいろ引っ張り出して、追悼というより、改めてグレートなキャリアに敬意を表して過ごしたいと思います。


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祝!102回目のお誕生日 [その他]

またまたやってまいりましたね、ピーター・カッシングのお誕生日。そして一日遅れでクリストファー・リー。おめでとうございます♪ 今回はベタなお誕生日絵なぞ描いてみました♪(妄想でしかありえない、男爵と伯爵の共演(笑))

ウェブ用お誕生日絵2015.jpg

更新が少ないだけに(^^;)一年が早いです…。先日ドラキュラを見てしまったので、今日はフランケンの一作目でもいこうかなあ…などと考えております[黒ハート]


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