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"Cash On Demand"/カッシング丈生誕110年によせて [その他]

またまたやってきましたお誕生日♪ 今年は生誕110周年ですね。おめでとうございます![ハート]

カッシング丈のバースデーにかこつけて自分にプレゼント(笑)しちゃうのが恒例なのですが、今年は未見作品の国内盤リリースが見当たらなかったため、海外盤ですがこちらを注文しました。




Cash on Demand [Blu-ray]













以前こちらでもご紹介した……と思ってたのですが、検索したら書いてない? …どうやらツイートしただけだったようです。コーフンしすぎたつぶやきでお恥ずかしいですが、本音の感想なので貼っておきます。(^^;)







上記でもリンクしてますが、作品はYoutubeで公開されています。珍しく「現代もの(当時の)のサスペンス」で、ホラーでもSFでも時代物でもありません。ツイートの通り、共演はホームズ映画でのワトスン役や『1984』オブライエン役でも共演しているアンドレ・モレル。「追い詰められるカッシング丈の被虐美」だけでも特筆ものですが、作品としてもおすすめです[ハート]




…で、こうして見られるのでこれまでソフトは買わなかったのですが、今回欲しくなった理由は特典です。ブルーレイにはドキュメンタリーなどが入ってるとのことなので。


(詳細なレビューを書いてくださった方がいらして感謝です!映画ソフトのレビューって「作品についての感想」が圧倒的で、こういう「商品としてのレビュー」はなかなかないですよね。購入時に参考になるのはまさにそれなんですけど。しかも輸入盤では情報取得にワンクッションあるので、とてもとても助かりました!)


お誕生日が近いなあ…。と思い始めてから注文したのでまだ届かないのですが、すでに発送はされているので到着を楽しみにしているところです。今日は別の作品でお祝いしようと思います。


*     *     *


ついでに宣伝で恐縮ですが、昨年秋に評論系の同人誌を出しました。カッシング丈の本ではないのですが、表紙はこんなものです。


表紙軽量版RBG.jpg



もちろんモデルはあの方なのですが、それ以前に自分のなかで「美老人」というイメージが、この方に独占されているのかもしれません。(あたかもホームズにとっての「女性」のイメージをアイリーン・アドラーが占領しているように……なんちゃって)


評論のテーマは「JUNE(ジュネ)」という、現在のBLの源流とされているジャンルです。BLとして特化する過程でそぎ落とされてしまった、「関係性にほんのりと漂う上品な色気」みたいな領域が、自分の中ではこのジャンルの核心なので、それと通底するものを感じる「BLではない本」などのレビューを集め、「自分なりのJUNE」の実践としてイラストポエムを収録したものです。表紙はそのポエムの扉を加工したもので、作品は脳内でピーター・カッシングとジェラール・フィリップ(似てませんが)のありえない共演イメージで書きました。(内容は吸血鬼ものの変化球です)


もしご興味を持っていただけましたら、ご高覧いただければ幸いです。







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ウィスタブルの旧お住まい荒廃のニュースとその後 [その他]

見かけてから一か月くらい経ってしまったんですが、久しぶりにカッシング丈のリアルタイムのニュースを拾ったので記録します。ウィスタブルにある旧お住まいが手入れをされず荒廃している、という話題とその続報です。家屋や生前の写真も載っていますので、ぜひ元記事をご覧ください。



(スターウォーズ、ハマーホラーで知られる俳優ピーター・カッシングのウィスタブルの旧住居、修繕されず荒廃)



(スターウォーズで知られるピーター・カッシングのウィスタブルの旧住居、外観への懸念を受け手入れの見通し)


最初の記事でいささか批判的に触れられていた現在のオーナーさん(常駐はしていないらしい)に取材したようです。20年来この家を所有しているというオーナーさんは、まとめるとこんなことをおっしゃっています。


「塗装や草木の手入れが必要なだけで、荒廃しているわけでも放置しているわけでもありません。自分自身病気なので手をかけられないのです。すでに手入れの手配は済んでいて、来月早々には始まり、3週間ほどかかるかもしれません。大きな修繕ではありませんが状態は変わるでしょう。地域にとってこの家が大切であることを理解しています。自分は今も時々ここに住んでいます。でもこの家を買ったのはピーター・カッシングが住んでいたからではなく、この家を気に入ったから。とても美しい、特別なところです」


…とのこと。先月の記事ですから、もう手が付けられているのかもしれません。


カッシング丈がウィスタブルに引っ越したのは、奥様のヘレンさんが病弱だったためだそうで、療養に向いた土地なんですね。現在のオーナーさんも別荘として使っているために普段はいないのかもしれませんね。


ファンは今でもたくさん訪れるそうで、カッシング丈を記念して家に貼られている青い記念盤が、伸びすぎた植物に隠れて見えないと悲しんでいるそうです。また、地元のミュージアムの理事さんは、「展示物を見直す予定で、倉庫にたくさんある衣装などをもっと展示したいと思っている」と述べているそうです。ほんとにたくさんの方が訪れているんですね。人気は現役☆


…でも、個人的には「荒廃」に思ったほどショックを感じなかったのが自分でも意外でした。カッコつけて言えば「ピーター・カッシングは作品の中に生きている」と感じているのかもしれません。つい先週も、イベント後の休養日に『フランンシュタイン 死美人の復讐』を再見して惚れ直したばかり。強い感情のつながりは作品を通したものです。


むしろ、観光資源として過度に消費されるのを見たらつらいかもしれない……もちろん実際にウィスタブルに行けたとしたら、必ず家も見に行きたいですし、万一「カッシングまんじゅう」レベルのものしかなかったとしても喜んで求めそうですが……(想像にしてもあんまりだぞ自分☆(^^;)) ……でも、もしも選ぶなら、家を見に行くより未見作品を見たいかな……もしこれが「作品のフィルムが杜撰な管理で台無しに」みたいな話題だったら、もっと胸を締め付けられていたかもしれません。


でも、「古風な礼儀正しさとユーモアセンスで人気があった地元の有名人」だというカッシング丈……。自伝や関係者のインタビューなど、いろいろなところからお人柄がしのばれます。お子さんのいない方ですから、亡くなったあとも地元で愛されているのを見るのはとても心が温まりますね。最初は残念な部分が強調されたニュースだったように思いますが、結果的にはピーター・カッシングの衰えぬ人気を語るものになったんじゃないでしょうか。うーん、やっぱりいつか行ってみたいなあ……。




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祝!生誕108周年②:『デビルナイト』シリーズ化を妄想する [その他]

さて、二つ目はクリストファー・リーとの共演作『デビルナイト』と原作シリーズのお話です。映画はリー御大のシャルルマーニュ・プロダクション制作作品で、いろいろ萌えどころの多い作品なんですが、なんといってもこの作品のカッシング丈は美しい! ということで大好きな映画の1つです。(身も蓋もありません(^^;))


DVDも見返しまして、萌え返した勢いで久しぶりに描きました。ほんとはリー御大とのツーショットのレイアウトだったんですけど……今日中にお二人を描くのは自分には無理なので、とりあえずソロで。



縮小カッシングキリトリ.jpg
スケッチに毛が生えただけの漫画絵でスミマセン。
(いやそれはいつものこと(^^;))
ともあれハッピーバースデー[黒ハート]





『デビルナイト』と原作シリーズ

スコットランドの孤児院の管財人たちが立て続けに不審な死を遂げ、カッシング&リーお二人が協力して事件に挑む、という珍しい作品。その意味でも大好きな共演作の1つなんですが、原作は"Nothing but the Night"という小説です。原作はジョン・ブラックバーンという方で、当時「モダンホラーの第一人者」と言われていた作家さんだそうです。あいにく邦訳がないので、数年前に原書をkindle版で手に入れてちびちび読んでいましたが、なかなかはかどらないままになっていました……。


この小説、じつは同じキャラクターが主人公になってるシリーズの一作で、シリーズの他の作品は過去に邦訳されたことがあります。で、(現在古書しかありませんが)今回三冊ほど入手してみました[黒ハート] いずれも創元推理文庫です。







名称未設定 1.jpg

『デビルナイト』DVDと原作kndle版、他のシリーズ小説の古書で記念撮影♪


原作と邦訳では刊行の順番が違うそうで、この三冊の中では『薔薇の環』が一番早い作品になります。これは以前図書館で借りて読んだので(中身は忘れてますが…(笑))、今は『リマから来た男』を読んでいます。


原作と映画で違うのがまず名前。両方イギリス人なのは同じですが、カッシング丈が演じた病理学者「マーク・アシュレー卿」は原作ではノーベル賞受賞歴のある細菌学者「マーカス(マーク・)レヴィン卿」。リー御大が演じた退役している「ビンガム閣下」は、原作では「チャールズ・カーク将軍」で現役なようです。全体に少し年齢が若いかな? 脚色で俳優さんに合わせたんでしょうね。


原作の「マーク」は、『薔薇の環』ではフェラーリをぶっ飛ばして歌を歌いながら登場します。(笑)『リマから来た男』でも運転しながら歌っているので、そういう癖のある人なんだと思います。


ちなみに『リマ』で歌っていたのは、歌詞から推測するにシェイクスピアの『十二夜』の挿入歌――道化が歌う『おいらがちっちゃなガキの頃』("When that I was and a little tiny boy"。邦訳は河合祥一郎さん訳の角川文庫版から拝借)――だと思います。たまたまトレバー・ナン監督の映画版『十二夜』が好きで何度も見たので、歌詞を覚えていました。(美青年期のスティーブン・マッキントッシュ目当てで見たミーハーです(笑)。主人公の双子の兄を演じています)この作品ではベン・キングズレーが道化役で、エンディングでこの歌をフルコーラス歌っています。道化ながらカッコよくて歌いっぷりもすっごく印象的なので、未見の方にはぜひぜひおすすめします♪ おまけで「カッシング丈演じるマークが運転しながら同じ歌を歌っているのを妄想する」……と手間のかかるお楽しみがゲットできます。(笑)


さて、『デビルナイトと原作シリーズの違いに話を戻しますと……その他で違うのは、「マーク」にタニアという妻がいること。なんと元ソ連の諜報員です!(時代ですね。冷戦設定大好き♪)『薔薇の環』でマークと出会い、結婚しました。


肝心の"Nothing but the Night"を読了していないので詳細な比較ができませんが、シリーズ自体、60-70年代の本にマイブームしている身には面白く、カッシング丈のおかげでいいものに出会えたなーと思います。シリーズはいつも「マーク」と「カーク」二人が一緒に出てくるわけではなく、すべては確認していませんが、少なくとも『薔薇の環』より前に書かれた"Broken Boy"はカーク将軍単独で出ているようです。今回入手した邦訳三冊はすべて「共演」しています。


…以前からこの古書には興味があったんですけど、なかなか思い切りが付かず「いつか古書店で偶然みつけたら買おう」みたいな気持ちでした。でもおうち時間が増えたことや、自分も永遠に生きてるわけじゃないよね~と実感したこと(べつに切羽詰まった問題はありませんが、コロナ禍を見てるとそんなふうに自然に思います)などから、「そう高いものでなければ入手して読んでしまおう!」と思ったわけです。ある意味コロナ禍に背中を押された形ですね。でもまあ、良い機会になりました。お二人の共演で脳内上映しながら楽しもうと思います♪


余談ですが、『小人たちがこわいので』って川原泉さんの漫画のタイトルじゃなかったっけ……と検索して見たら、『小人たちが騒ぐので』でした。(笑)これは読んだことないんですけど、エッセイ漫画だったんですね。もしかしたら『こわいので』を踏まえたタイトルなのかしら、なんて思いました。昔人気があった漫画家さんで友達が作品を読んでいたり、それを借りて読んだりした覚えもあるので、なんとなくタイムスリップしたひとときでした。
*       *       *

じつは他に、お誕生日までには間に合わないのですが、ドクター・フー映画の一本目『Doctor Who and Darek』を注文しました。これは日本語盤が出ていません。(涙)なぜか二本目は『地球侵略戦争2150』として日本語盤が出ていて、これのドクター姿が大好きなので……。一本目も日本語字幕で出してくれないかなーとずっと思っていたのですが、なかなか出ないですね。無理かなあ……。ともあれ、待望のドクターの到着が楽しみです[黒ハート]


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祝!生誕108周年①:『鋼鉄都市』断片映像 [その他]

今年もやってきました、ピーター・カッシング丈108回目のお誕生日! おめでとうございます!


今回は少し前から自然にぶり返しが来てまして(108ということで煩悩が刺激されたのか…(笑))関係作品など物色しておりました。なので、二つに分けてアップしようと思います。まずは最近Youtubeで見つけた幻の映像から。




『鋼鉄都市』断片映像リストア版


『鋼鉄都市』(The Caves of Steel)はアイザック・アシモフのSF小説で、1964年に放映されたテレビドラマ化作品にカッシング丈は出演したそうです。

IMDBの掲載ページはこちらです。




残念ながら残っている映像は断片的らしいのですが、こちらのアカウントさんが以前映像をアップしていて、その後リストアして音楽をつけたものにアップデートされました。カッシング丈の姿が見られるのはほんの少しですが、ちょっぴり台詞も聞けます。「こんな感じだったのねー」と楽しませていだたきました♪






放映当時のRadio Timesのレビューを掲載してくださっているページがありました。

貴重なのでこちらもリンクさせていただきますね。





『鋼鉄都市』に出演していた、と知った時はダニール役を想像したんですけど、ベイリーなんですよね……ちょっと残念(?)(笑)。原作は昔図書館で借りて読んだきりで、ほとんど覚えていません。この機会に読み直してみようかな~…と、早川文庫をポチりました。



鋼鉄都市.jpg


で、ゲットした文庫ですが……図書館で借りたのとサイズや表紙が違う? 新訳版の『一九八四年』とかこのサイズですよね。じゃあ新訳? …でも福島正実さん訳と書いてあるので昔の訳ですね。文字が大きくて読みやすいです。ビデオのカッシング丈を想像しながら楽しもうと思います♪


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祝・生誕107周年/「おうちで楽しむカッシング丈」に和む [その他]

またまたやってきましたお誕生日。年に一度の更新でございます。おめでとうございます!

先日「お誕生日合わせで何かないかな」とアマゾンを検索してみたんですけど、特に目新しいソフトのリリースもなく、ちょっと地味なお誕生日を迎えました。

ただお花だけは買ってきて、部屋に飾っている写真と一緒に記念撮影しました。
Happy Birthday カッシング丈[黒ハート]


P_20200526_143131_1.jpg



BBCで検索してみたら、以前ご紹介したものですけど、ラジオでマーク・ゲイティスさんが出演したカッシング丈がテーマの番組が聞けるようになっていました。
BBC Radio 4 - Great Lives: Peter Cushing

コロナ禍の影響で暇になるかと思いきやなんだか慌ただしい毎日なんですけれど、上記の番組にインサートされてるカッシング丈の声(ヴァン・ヘルシング)を聞いたらちょっと落ち着きました。久しぶりに『ドラキュラ』でも掘り出して見ようかなーと思います。(^^)

…写真だけではなんなので、他力本願ですがYoutubeから、カッシング丈が趣味の兵隊フィギュアで遊んでいる映像を貼らせていただきます。別のサイトでもご紹介しているものですが、とても好きなので(笑)。いかにも昔の『スタアの休日』という感じの演出ですね。


コロナの非常事態宣言はひとまず解除されましたが、しばらくは「Stay Alert」が続きそうな時節柄、「おうちで楽しむカッシング丈」を見るのもオツなものです。和みながらお祝いいたしましょう[黒ハート]

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