"Cash On Demand"/カッシング丈生誕110年によせて [その他]
またまたやってきましたお誕生日♪ 今年は生誕110周年ですね。おめでとうございます!
カッシング丈のバースデーにかこつけて自分にプレゼント(笑)しちゃうのが恒例なのですが、今年は未見作品の国内盤リリースが見当たらなかったため、海外盤ですがこちらを注文しました。
以前こちらでもご紹介した……と思ってたのですが、検索したら書いてない? …どうやらツイートしただけだったようです。コーフンしすぎたつぶやきでお恥ずかしいですが、本音の感想なので貼っておきます。(^^;)
萌えすぎる、ピーター・カッシング迫真の被虐演技…/Cash On Demand (1961): http://t.co/RxFok44ep5 潔癖な銀行支配人と狡猾な銀行強盗。またもやアンドレ・モレルにいたぶられてますよ嗚呼…眼鏡に仕立てのいいスーツの扮装も鼻血モノ!(^^;)
? 牛乃あゆみ@みちのくコミティア10委託参加☆(SUSSANRAP) (@Ayumi_Ushino) June 22, 2013
美老人以前だけどカッシング丈萌えすぎる緊張感…(スイマセン(^^;))そしてモレル様絶妙。舐めるように支配人を見た後「眼鏡を外せ」と言った時はもうどうしようかと!(そしてある意味期待を裏切らない…!) >Cash on Demand pic.twitter.com/rZALJdGz0k
? 牛乃あゆみ@みちのくコミティア10委託参加☆(SUSSANRAP) (@Ayumi_Ushino) June 22, 2013
上記でもリンクしてますが、作品はYoutubeで公開されています。珍しく「現代もの(当時の)のサスペンス」で、ホラーでもSFでも時代物でもありません。ツイートの通り、共演はホームズ映画でのワトスン役や『1984』オブライエン役でも共演しているアンドレ・モレル。「追い詰められるカッシング丈の被虐美」だけでも特筆ものですが、作品としてもおすすめです
…で、こうして見られるのでこれまでソフトは買わなかったのですが、今回欲しくなった理由は特典です。ブルーレイにはドキュメンタリーなどが入ってるとのことなので。
(詳細なレビューを書いてくださった方がいらして感謝です!映画ソフトのレビューって「作品についての感想」が圧倒的で、こういう「商品としてのレビュー」はなかなかないですよね。購入時に参考になるのはまさにそれなんですけど。しかも輸入盤では情報取得にワンクッションあるので、とてもとても助かりました!)
お誕生日が近いなあ…。と思い始めてから注文したのでまだ届かないのですが、すでに発送はされているので到着を楽しみにしているところです。今日は別の作品でお祝いしようと思います。
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ついでに宣伝で恐縮ですが、昨年秋に評論系の同人誌を出しました。カッシング丈の本ではないのですが、表紙はこんなものです。
もちろんモデルはあの方なのですが、それ以前に自分のなかで「美老人」というイメージが、この方に独占されているのかもしれません。(あたかもホームズにとっての「女性」のイメージをアイリーン・アドラーが占領しているように……なんちゃって)
評論のテーマは「JUNE(ジュネ)」という、現在のBLの源流とされているジャンルです。BLとして特化する過程でそぎ落とされてしまった、「関係性にほんのりと漂う上品な色気」みたいな領域が、自分の中ではこのジャンルの核心なので、それと通底するものを感じる「BLではない本」などのレビューを集め、「自分なりのJUNE」の実践としてイラストポエムを収録したものです。表紙はそのポエムの扉を加工したもので、作品は脳内でピーター・カッシングとジェラール・フィリップ(似てませんが)のありえない共演イメージで書きました。(内容は吸血鬼ものの変化球です)
もしご興味を持っていただけましたら、ご高覧いただければ幸いです。
タグ:ピーター・カッシング